・これから自分で描いた絵をNFTとして販売してみたいけど、何からすればいいか分からない。
・話題のNFTに興味があるけど販売ってどうするの?
・OpenSea(オープンシー)って聞いたことあるけど結局何が出来るのかよく分からない。
この記事ではこんな悩みを解決します。
こんにちは、ちゃん吉(@Chankichi_NFT)です。
実際にイラストをNFT化して販売している私が、NFT初心者の方向けに「イラストを描いて販売するまで」の流れを画像付きで解説します。
第一弾の今回は、OpenSea(オープンシー)の登録方法です。
この記事の説明通りにすれば、超初心者のあなたでもイラストをNFT化して販売できるようになります。
- STEP1仮想通貨(暗号資産)の取引所を開設する(入金はしなくてOK)
- STEP2メタマスクというウォレットを開設する
- STEP3OpenSeaに登録
=====今回はここまで===== - STEP4イラストをNFT化して販売
「自分のイラストをNFT化して販売してみたい」、「NFTに興味があってチャンスがあれば挑戦してみたい」という人はぜひ最後まで読んで行ってください。
NFTの出品方法が知りたいと言う方は、【初心者向け】NFT販売方法②OpenSea出品方法を画像付きで解説をご覧ください。
前提知識① OpenSeaとは「NFTの取引所」
まずは事前知識として、『OpenSea』がどういった場所なのかを説明します。
知ってるよ、という方は飛ばしてOKです。
OpenSeaとは、世界最大のNFTの売買が行えるインターネット上の取引所です。
よく「NFTマーケットプレイス」とか言われていますが、マーケットプレイス=取引所のこと。
つまり「NFTの売買をネット上で行える場所」ということです。

Amazonやメルカリなどは出品者が商品を出品して、購入者はお金を払って商品を買う、という流れをネット上で行なっていますよね。
OpenSeaではその商品がNFTになります。こう考えると、仕組み自体は簡単ですね。
前提知識② イラストをNFT化するとはどういうこと?
では、描いたイラストをNFT化するとはどういうことなのでしょうか。
この部分も、既に知ってるという方は飛ばしてOKです。
NFTとは、一言で言うと『「このデータが原本である」という証明書がついたデータ』のことです。
自分で描いたイラストをNFT化することで「この作品の制作者は誰々である」という証明書を組み込めるようになるのです。
イメージが付きづらい方のために、以下で例を説明しますね。
例えばAさんがデジタルで描いたイラストをTwitterなどに投稿したとします。
この投稿したイラストは、見た人が「素敵!」と思ったら、自由に保存できますよね。
本当は良くないことですが、それを見たBさんが「自分で描いた」と行ってそのイラストを再アップロードすることもあるかもしれません。
この時、AさんとBさん、どちらが持っている画像(イラスト)が本物でしょうか?
ネット上にコピーされたデータは無限に増やせるので、どれが元のデータか区別がつかなくなってしまいます。

もしこれが絵を売って稼いでいる人であれば、自分が有料で描いたイラストが勝手に複製されて流出してしまったら、その価値が低くなってしまいます。
音楽や映像データにも、同じことが言えますよね。
NFT化すると、このイラストのデータに「所有者の証明」を組み込めるようになります。
これにはブロックチェーンの技術が使われていて、「いつ誰がこのデータを発行した」とか、「誰から誰に渡された」という情報を、全て暗号化して記録できるようになったのです。(この辺は、今は完璧に理解しなくても大丈夫です。)

イラストをNFT化してOoenSea販売するまでの流れ
ここからは、実際に描いたイラストをNFT化してOpenSeaで販売するまでの流れを説明します。
まず、全体の流れとしては以下の通り。
- STEP1仮想通貨(暗号資産)の取引所を開設する(入金はしなくてOK)
- STEP2メタマスクというウォレットを開設する
- STEP3OpenSeaに登録
=====今回はここまで===== - STEP 4イラストをNFT化して販売
実際にイラストを販売する工程は次回の記事で詳しくご説明します。
それでは、ここからはそれぞれの工程を詳しく説明していきます。
STEP1. 仮想通貨取引所の開設
NFTを売買する際には、「仮想通貨の取引所」の開設が必須です。「取引所って何?」という人に一言で説明すると、「現金を仮想通貨に替えられる両替所」のようなところです。
開設の段階では無料ですし、取引をする必要もないので安心してください。
NFTを購入する際や、特定の通貨での売買を希望する場合のみ取引所で仮想通貨を購入する必要が出てきます。
取引所はたくさんありますが、お勧めの取引所は次の2つです。
- 国内暗号資産取引所アプリのダウンロード数No.1
※2020年1月 – 12月(データ協力:App Annie) - 登録手続きが最短5分で簡単
- 17種類の暗号資産を約500円から購入できる
- 取引量6年連続No.1
(※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む) - 業界最長の7年以上、ハッキング0で安心
- 15種類の暗号資産を1円から購入できる
コインチェック、ビットフライヤー共に国内最大手の取引所です。
個人的にはビットフライヤーは4年ほど前から利用していまが、とても安心して利用できています。
コインチェックは1ヶ月ほど前に登録しましたが、スマホから5分ほどで登録できたので初心者の人にはオススメです。
STEP.2 ウォレット(メタマスク)の開設
仮想通貨の取引所に登録したら、次はウォレットの開設です。こちらも無料なので、ご安心ください。
ウォレットとは、「仮想通貨を他のサービスで利用するために一時的に置いておく場所」。
つまり、「通貨を持ち運ぶ財布」のようなイメージです。
この財布にはいろいろな種類がありますが、今回使用するのは「メタマスク」と言うウォレットです。
メタマスクはGoogle Chromeの拡張機能として設定できます。
Googleアカウントにログインした状態で設定を行ってください。
まず、こちらのメタマスクの設定ページにアクセスします。
このような画面が開きます。

右上の【Chromeに追加】をクリックします。

次の画面では【Install MetaMask for Chrome】をクリック。
※スマホで設定している人は、それぞれのOSをクリックして進んでください。

【開始】をクリック。
【ウォレットの作成】をクリック。
すると、以下のようなパスワード入力画面が表示されます。
このパスワードは、後で必要になります。メモ帳などにコピペで保管してください。
入力したら【作成】をクリックします。
続いて「パスフレーズ」の確認画面です。
グレーボックスをクリックすると、英文が表示されます。
これはウォレットの鍵の役割を果たす大切なものです。必ずコピペして、無くさないように保管してください!
確認したら【次へ】。
先ほどの画面で確認した英文が完成するように、単語を選択して並べます。
完成したら【確認】をクリック。
↓の画面になれば、メタマスクの設定は完了です。
【すべて完了】をクリック。
↓のように、自分のウォレットを確認する画面が表示されます。
これで、メタマスクがChromeの拡張機能として設定されました。
ちなみに、Chromeウィンドウの右上にあるパズルマークを押すと、メタマスクを常に拡張機能バーにピン留めできるようになります↓
メタマスクを開設することで、コインチェックやビットフライヤーなどの取引所で現金から仮想通貨に両替したものを、メタマスクを経由してOpenSeaで使用する、という流れでができます。
STEP.3 OpenSeaに登録
最後にOpenSeaへの登録です。
まずGoogleクロームでOpenSea公式を開きます。
OpenSeaは言語が英語なので、分かりにくいという方はGoogleの翻訳機能を使いましょう。
画面右上の財布マークをクリックします。
My walletというメニューが表示されるので、【MetaMask】を選択します。

パスワードの入力を求められるので、先ほどメタマスクの設定時に作ったパスワードを入力。
【ロック解除】を押します。

接続確認が表示されるので、【次へ】。

署名の要求は【署名】をクリックします。
すると、↓のようにアカウントの紐付けが完了します。

OpenSeaのアカウントページが開きます。

ここで名前やメールアドレスを設定しましょう。プロフィールは後から編集もできます。
入力が完了したら一番下の【Save】をクリック。
入力したアドレス宛にOpenSeaから確認のメールが届くので、メールのリンクをクリックしてアドレス確認を行います。
この画面が出ればOK。ここでOpenSeaのTOPへ戻ります。

ページの右上にアイコンが表示されれば、登録完了です。
ここまでで、OpenSeaへの登録が完了しました。お疲れ様でした!
第2回はイラストをNFT化して販売するステップを解説します。
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