肌を保湿してくれるはずの化粧水がしみる、ヒリヒリ熱くなって痛い!ということはありませんか?
敏感肌でアトピー持ちの私は、ちょっと日焼けすると夜、化粧水を塗った時に顔がヒリヒリして化粧水がしみるし、火照って真っ赤になったりと悩みが絶えませんでした。
そこで今回は、敏感肌+アトピーの私が実際に問題なく使えた、市販の化粧水を紹介します。
いい化粧品は高くてちょっと・・・と言う方の参考になれば嬉しいです。
※今回紹介する商品は、美白やリフトアップといった成分よりも、個人的に刺激が少なく使えたという点を重視して選んだものです。
敏感肌・アトピーの私が使えた化粧水3選
①キュレル ディープモイスチャー スプレーA (オススメ)

こちらは内科・皮膚科医でYoutubeでもスキンケアに関する動画を多く出している友利新さんがオススメしていたのがきっかけで購入。
スプレータイプなのですが、吹きつけたあとのテクスチャはさらっとしていて、その割に肌がしっかり潤っている感じがするのが気に入っています。
アルコールフリー・無香料・無着色で、敏感肌な私でも一切しみることもなく使えました。
乾燥性敏感肌の人は、肌を洗うときにセラミドが肌の外に流れ出てしまっているそうなのですが、このディープモイスチャースプレーにはセラミドの働きを補い、肌に潤いを与える効果があります。
さらに嬉しいのが、肌の炎症を抑える成分が配合されていること。
乾燥肌・敏感肌って、カサカサしたところに赤みや炎症が出たりするので、それを鎮めてくれる成分が入っているのは嬉しいですよね。
これにする前は次に紹介する「純白専科」や「なめらか本舗」の豆乳イソフラボンなども使用していたのですが、キュレルを使い始めてからはこれしかない!というくらいリピートしています。
こちらのディープモイスチャースプレーは容量が60g 、150g、250gとあります。
一度お試しで60gを購入したときは3週間〜1ヶ月ほどで無くなってしまったので、150gか250gがオススメです。
私は毎回250gを購入していて、今一番オススメの化粧水です。
②純白専科 すっぴん美容水 II

純白専科 すっぴん美容水にはⅠ(1)とⅡ(2)がありますが、1が「みずみずしいタイプ」で2が「しっとりタイプ」になっています。
私は肌の乾燥もかなり気になるので、いつもしっとりタイプを使っています。
こちらの商品も無香料・無着色。アレルギーテスト済の商品なので、安心して使えます。
少しとろみのある化粧水で、肌にしっかり馴染む感じが気に入っています。
③無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプ

無印の化粧水は、半年ほど前に使っていました。
「敏感肌用」と謳っているだけあって、無香料・無着色・無鉱物油・アルコールフリー・アレルギーテスト済と敏感肌、アレルギーの人にとっては嬉しい商品です。
とろみはなくサラサラした使用感なので、コットンに染み込ませて気になる部分に当ててパックのようにしておくのもオススメです。
無印はこの他にも乾燥やエイジングが気になる方向けの「エイジングケア」、毛穴や肌のキメが気になる方向けの「クリアケア」とさまざまな種類があります。
どの商品も無香料・無着色・無鉱物油・アルコールフリーなので、安心して使えますが、個人的にはエイジングケアの方は、敏感肌用に比べてつけた後にきしみ感があったように感じます。
敏感肌・アトピーで化粧水がしみるのはなぜ?
夏、強い日差しに晒された日、冬の乾燥している日、お風呂上がりに化粧水を使うとヒリヒリと刺すような痛みがして顔が熱くなる、化粧水がしみる、というあなた。
化粧水がしみるのにはいくつが原因があります。
化粧水が肌に合わずにヒリヒリする(アレルギー反応)
化粧水には、保湿成分の他にも肌を引き締めるための成分やアルコール、香料、界面活性剤など様々な成分が含まれています。
敏感肌やアレルギーがある方は、そういった化粧水の中に含まれる成分に対してアレルギー反応を起こし、ヒリヒリ・ピリピリしたりかぶれのような症状が出ることがあります。
肌の刺激になる成分の入っている化粧水は、なるべく避けるようにしましょう。
肌のバリア機能が低下している
肌のバリア機能の低下も、化粧水がヒリヒリしみる原因の一つです。
洗顔にの時に必要以上に擦ってしまったり、熱めのお湯で洗顔していたりすると肌のバリアの役目となる必要な皮脂や角質まで落としてしまい、肌がいつも以上に敏感なってしまいます。
また、日焼けや乾燥で肌のバリア機能が低下すると、少しの刺激でも肌がダメージを受けてしまいます。
日焼け止めをしっかり塗ったり、洗顔の時はぬるま湯で優しく洗うことを心がけてください。
擦ったり、ピーリングなどで皮膚が薄くなっている
汗をかいた時や、洗顔後、お風呂上がりにタオルでゴシゴシと肌を拭ってしまったり、肌の角質を落とすピーリングなどのケアをやりすぎてしまうと、バリアの機能を果たす皮脂や角質まで落としてしまいます。
その結果皮膚が薄くなり、少しの刺激でも過敏に反応しやすくなるので注意が必要です。
赤みの原因にもなるので、顔を拭くときはタオルを軽く押し当てるようにして水分を取りましょう。
アトピーの原因になる敏感肌・アレルギー
そもそも敏感肌の人は、普通の人ならなんでもない刺激が肌にとって強い刺激になります。
また、アレルギーを多く持っている人は、少しの刺激で肌が過敏に反応します。
肌荒れ等の症状が出やすい人は、敏感肌で刺激に反応しやすい上に、
アレルギー反応を起こす原因になるものが人より多かったり、日常的に触れたり食べたりするものの中にアレルギーの原因となるものがあるのかも知れません。
敏感肌でアレルギー反応が出やすいため、慢性的に痒みを感じやすくなり、アトピーの原因にもなります。
ものすごく簡単に言うと、人より肌がだいぶデリケートということですね。
だからこそ、刺激になるものの使用は極力避けて下さい。
特に毎日肌に直接使う化粧水などは、アレルギー反応が出ない、肌にとって刺激の少ない物を選びましょう。
敏感肌やアトピーの人が化粧水を選ぶ時のポイント
まず、香料や着色料が使われているものは避けてください。
敏感肌やアレルギーのある人、アトピーの人には刺激になります。
必ず無香料・無着色の物を選ぶようにして下さい。
また、心配な方は「アレルギーテスト済」と表記のある商品がオススメです。
私は書いてないものでも問題なく使えましたが、念には念を入れたいなら見ておいても良いでしょう。
余談ですが、最近のご時世で特に使う機会の多いハンドソープなども、香料・着色料が含まれていると手荒れの原因になるので、無添加の物を選ぶことをおすすめします。
おわりに:敏感肌、アトピーの人は肌への刺激が少ない化粧水を
今回は敏感肌でアトピー持ちの私でも、しみたりヒリヒリすることなく使えた化粧水を紹介しました。
今になって考えてみると、塗るたびに肌が焼けるように痛く、ヒリヒリしていた化粧水は、本当に肌に合っていなかったんだなと思います。
今でこそ無添加の商品が増えていますが、当時使ってたものはそうじゃなかったのかな・・・。
また、化粧水で保湿、ケアすることはとても大切ですが、日中の日差しや、エアコンの風から肌を守ることもとても大切です。
特に日焼け、紫外線は肌を痛める原因です。日焼け止めやメイクで肌を守りつつ、メイクを落としたあとは無添加の化粧水でしっかりケアしてください。
また、自宅のケアだけではどうにも改善されない様なら、皮膚科の受診やエステなどでの肌質改善をお勧めします。
私も、肌荒れがひどい時期には皮膚科を受診しました。ただ、薬で一時はよくなるのですが、根本的な肌質改善にならないため薬をやめるとすぐにぶり返していました。
実際、肌質が劇的に改善されたのは、当時知り合いが勤めていたエステに通い始めてからでした。
そのエステのおかげでだいぶ肌質が改善され、今はもう通っていません。
お金と時間に余裕があるなら、エステでじっくりと肌質を改善していくのもお勧めです。
エステは無料体験が出来たりするので、お試ししてみて自分に合ってたら通う、という感じが良いと思います。
この記事が、私と同じ様に敏感肌やアトピーで悩む方に少しでも参考になれば嬉しいです。
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